「大晦日」
一人一人田舎に帰っていく、寂しい大晦日
いつかの、のびた年越しそばが、食べたくなりました。
いなくなってしまった人達は、元気にしてるかな?
そう考えると、こんな僕も、生きてる気がします。
ここはここは僕が生きる街、ここは僕が大好きな街なんです。
子供達が金持ちになった、楽しいお正月
その笑顔を見て、大人達は一年仕事する
子供がいない僕は、親戚のやんちゃ坊主に
安酒二回分の、野口英世さんを贈ります。
そこはそこは君が泣いた街、そこは君が笑ってた街なんです。
田舎から遊びに来た友は、夜遊びに行ったきり
10年前は、大阪城に行きたがってのに
忘れられないはずの思い出を、たくさん持ってきたが
忘れた事も忘れてしまい、忘れているのです。
そこはそこは君が泣いた街、そこは君が笑ってた街なんです。
ここはここは僕が生きる街、ここは僕が大好きな街なんです。